こんにちは。㈱MSPの藤井です。
本日のCADWe’ll Tfasテクニックは・・・
知っていると重宝する、「文字の選択」について紹介します。
「文字選択するだけでしょ?」と思った人。藤井の事だから普通の検索では終わりませんよ。
ぜひ最後までお付き合いください。
大きく三つ。
レベル1 色・線種・線太さを指定した文字の選択
レベル2 文字サイズ/フォントを指定して選択
レベル3 「特定の文字」を含む文字を選択
レベル1は「選択」のサブコマンド「条件設定」で行えるのでスルーします。
レベル2は「選択」のサブコマンド「文字列」を使います。
サイズ、フォントで選択ができます。「フォントサイズ取得」の「図面内」を使用すれば図面内の文字の情報を拾う事も出来ます。
サイズが0.1違うだけでも区別してくれるので、最初に0.1でも違いをつけて置けば後での選択がしやすく、非常に便利で良くお世話になってます。
レベル3は「選択」のサブコマンド「条件設定」の「図形フィルター」を使用します。
「FL+9000」と入れてやると、「FL+9000」という文字だけを選択してくれます。
当然、「FL+9001」は選択しません。( ̄ー ̄)ドヤ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(゚∀゚) ツカエネー
ここからがレベル3の本領発揮です。
こいつ動くぞ!・・・じゃなくて、こいつなんと。
こいつ、ワイルドカード「*」が使えるんです!
すごくないこれ?すごくない?私はこれを知った時に思わず声を上げてしまいました。
画像の様に「FL+*」で選択すると、「FL+〇〇〇〇」の文字をすべて選択する事が出来る訳です。
爬虫類系・血液型A型の超こだわりのある設備担当者が
「おれ―。傍記のFL表示の文字幅だけ、2.5じゃなくて2.3位がいいんだよねー。」
なんて一生に一度もぶち当たらないような場面にぶち当たっても、「CADWe’ll Tfasの部屋」愛読者のあなたならさわやかに対応することが出来ますね。
こないだ実戦で使ったのは、200個超えの架台製作図を書いてて、L6-50とL5-40が混在してるからボックスの線種を分けることで、工場がパッと見で分かるようにしました。
普通なら15分はかかりそうですね。間違いがないかといわれると自信もありません。
レベル3を知っていれば、「*L6-50*」で選択すればL6-50だけを一撃で選択する事ができます。あとは線種変更。
内容が理解できない方は、とにかく一度お試しください。「えっ・・・」って声が出るはずです。
これらの機能と「検索」「置換」を知ってれば、文字の編集で困る事はそうないのかなと。
唯一出来ない事が「飾り」での選択。「ピラミッドの文字だけ選択!!」ってのが出来ないんですよねー。あと機番の検索。
やり方わかる人いたらぜひ教えてください。
以上、本日のCADWe’ll Tfasテクニックでした。
ここで得た知識で、あなたが30分早く帰れる事を切に願います。